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**このブログではPR広告を掲載しています** テレビドラマの相棒シリーズの感想を書いているブログです。 *Comment is approval system!*

【相棒5 #7】「剣聖」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason5より第7話「剣聖」です。
2006年11月22日に本放送がありました。

イタミンが亀ちゃんを負かす冒頭が好きな話です。<そこなのかい
イタミン企画なのかなー。
ひょっとして同じく本日再放送の前記事もそうなんでしょうか?

イタミン活躍回をもっとやってほしいなあ。
今回は、第三者・・・というか依頼者だけど。

前後のお話はこちらからどうぞ
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本日のあらすじです

剣道が得意な伊丹(川原和久)も尊敬している剣道の達人・吾妻(誠直也)が真剣で斬殺された。
吾妻が経営する道場・吾妻心聖館の師範代・ふみ(原千晶)らは吾妻とまともに立ち合って勝てる者などいないという。
もうひとりの師範代・望月(市川勇)でも無理、吾妻の一人息子・俊一(藤間宇宙)は喘息があるため、剣道はやらないという。

吾妻と立ち合うという覚書を交わした吾妻の親友・関(亀石征一郎)が逮捕された。
「武士道は死ぬことと見つけたり」という関は、病院のベッドで死ぬなら、と吾妻に剣で挑み、不覚にも勝ってしまったという。

関はすでに現役剣士とはいえない、そんな関に吾妻を斬ることなど…。
関の実力を知る伊丹は納得がいかない。
とはいうものの、ふみの父親が警察庁の警備局長であることから捜査一課には事件を蒸し返すなという空気が漂っている。
不本意ながら伊丹は、それとなく右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)に捜査を依頼する。

そんな伊丹が言うには、道場に来る前、傷害などで逮捕歴があるふみが怪しいとか。
右京と薫は、吾妻が決闘を前に死後の資産処理もしていなかったことに疑問を抱く。
しかし、ふみも俊一も覚書がある以上、2人が決闘し吾妻が斬られたと信じて疑わないようだ。

覚書からするめいかを焼いたときに出る油のシミが見つかった。
酒に酔うと掛け軸の模写などもして遊んでいた吾妻と関。
覚書もそんないたずら心で書かれたものではないかと右京らは推理する。
そんな疑問をぶつられたふみは、自分を疑っているのか、と右京に迫る。
剣の実力は館長の足元にも及ばないというのに、と不満を口にするふみに、右京は「殺意を抱いていれば殺せる、抱いていなければ殺せない。問題はそこ」と切り返す。

師範代の望月が勤務する会社が吾妻の道場を買収する予定であることがわかった。
道場の名前は残すが、事実上その歴史は幕を閉じる。
望月によると、吾妻と結婚を前提に付き合っていたふみは道場の売却に猛反対だったらしい。
吾妻心聖館館長夫人という肩書きが手に入らない。
ふみがそんな風に思い、吾妻を恨んでいるとしたら…。

館長夫人に収まるという夢が破れたふみによる犯行ではないか。
右京と薫はふみに自分たちの推理を突きつけるが、ふみは証拠がないと否定する。
しかし、関が着ていた吾妻の返り血がついた剣道着を調べなおし、DNA鑑定すれば本当は誰が着ていたものかも判明する。
右京が切り札をきると、意外にもふみはあっさりと自供する。
「お二人のおっしゃる通りです。私がやりました」。

しかし、右京と薫は、なおもふみに厳しく迫った。
「本当のことを話してくれと言ったんです」。
実は犯人はその場に現れた息子の俊一だった。
偉大な父の存在を常にプレッシャーに感じ、次第に心の殻の中に閉じこもるようになってしまった俊一。
今では自宅の部屋が唯一の安らぎの場となっていたが、それも父は望月の会社に売却してしまった。
それも吾妻が俊一に強くなって欲しいと願っていたからこそ。
そんな父の思いを知った俊一は、夜毎刀を振り自らを鍛えていたという。

そして、事件の夜。
俊一は自ら稽古をつけてくれと願い出たが、やはり自らの弱さをさらけ出すことになり、刀を振り回すうちに父を斬ってしまったという。
斬られた吾妻も息子を追い詰めた責任を感じていたようだ。
「あなたに対する贖罪の想いが、館長を一瞬、剣聖ではなく、ただの無防備な父親にしたのかもしれません」。
 右京の言葉が道場に響き渡り、ふみの心にも染み渡った。

ゲスト:原千晶 誠直也 亀石征一郎 藤間宇宙
脚本:古沢良太
監督:西山太郎







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