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テレビドラマの相棒シリーズの感想を書いているブログです。各キャラクターや映画・漫画・小説などのメディアミックスについても書いています。 リンク・お気に入り・コメント・トラックバックは気軽に。相互もさせていただきます(返信必要な場合は拍手ではなくコメント機能からお願いします。拍手付きのコメントですと、通知機能がないのです><)。

【相棒2 #10】「殺意あり」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason2より第10話殺意あり」です。
2003年12月17日に本放送がありました。


回想的感想

ツンデレは時に困り者
周作さん。今回の生贄羊。
実際に執刀した医師であること、
遺産の問題で動機があること、
父親の死に、公には悲しんでいるように見えないこと・・・などなど。
実際は、悲しんでいたし、体調不良が怪しいとにらんだり、執刀しなければというのと葛藤したり、いい人なんですけど。
刑事さん、悪い性格の人だからって、悪い行為をする人とは限らないので注意してあげてね。
なんて。

奪うために救う
これまで、多くの命を救ってきたのは、医者になったのは、
ただひとつの命を奪うため。
うーん。
そんな復讐の信念は格好いい・・・といいたいんだけどなー。2次元ヲタとしては。
目標以外には、傷つけないというようなもんなので。
また、目的に近づくために、演じる、なる必要があるというのが、どの環境でも代わりがないわけで。医者になるのが悪いって言うか、どれになっても悪いには変わりはないのよね。
医療ミスという、限りなく3次元に近いネタなので、そこは自重しなければ。

実際は、奪ったのではなく、奪わせた
復讐者なんだから、自分の手を汚すべき
というのは腐った美談だろうなと思いつつも。
周作さんも、というか、周作さんがメインの復讐対象だったからだし、
命を奪うよりも、生きて苦しみを与えるほうが復讐にはなるんですけど。
でもねえ。
自分で奪って周作さんに罪を着せるのほうがまし・・・いや殺人事件にましもへったくれもないんだけど。
コーヒーも、妹さんがやったわけで、小林医師は何もしていないっていうか。
(まあ、手術が成功しそうになったら、自分でどうにかするぐらいの腹積もりではいたのかもしれないけど)

文字通り、殺意だけがあった。ってわけですね。
実行に移さなかったのではなく、実行に移させたとでもいうべき暗鬱さが、また相棒らしいところ。





粗筋
 とある個人経営の外科病院で手術中に患者が死亡するという騒動が起きた。
執刀医の手術ミスという噂も聞かれたが、死んだのは執刀した青木周作医師(鶴見辰吾)の実の父・征十郎(梅野泰靖)。
これでは訴訟にもならず事件にはなりそうにないが、なぜか右京(水谷豊)は興味を示す…。

 周作を取材しようとして断られた美和子(鈴木砂羽)のもとに、周作の病院に勤める外科医・小林(坂上忍)から電話が入る。
小林は迷った挙句、征十郎の死は周作による手術ミスが原因だと言い切る。
小林によると征十郎の死因は、周作が動脈を傷つけたことによる出血多量。
小林のフォローも間に合わなかったという。
なぜ今さら、という右京らの問いに小林は、過去に2度も医療事故を起している周作は医師免許を返上すべきだ、という。

 美和子とともに取材記者を装い、小林からそんな話を聞いた右京と薫(寺脇康文)だったが、右京は「もし自分が患者なら過去に2度もミスを犯した医師に手術など頼むだろうか」と疑問を口にする。
征十郎はなぜ腕がいいと評判の小林に執刀を頼まなかったのか。
そんな疑問を直接小林に聞くと、本来は小林が担当だったのだが、手術を始めると同時にめまいに襲われ倒れてしまったという。
そこで周作が急遽代理で執刀することになったのだが…。
小林は痛恨のきわみと嘆く。

 が、そんな疑惑が渦巻く中、当の周作は院長におさまると不遜な態度を取り続ける。
今回の手術に関しても「どんな簡単なオペでも常に死と隣り合わせ」と言い放ち、責任など感じている様子すら見えない…。

 周作が先物相場に手を出し、多額の借金を作っていたことがわかった。周作の父・征十郎はかなりの資産家。死ねば借金を返せるだけの資産が周作に飛び込んでくるはずだ。

 確信を抱いた右京らは、改めて小林にめまいの原因は何だったのかを聞きに行く。
すると小林は以前、周作と征十郎が財産のことでもめているところを目撃したという。
そして征十郎は周作のために遺産など残さないと言っていたとも。
これで動機がはっきりしたが、だめ押しするかのように小林は手術前、周作に呼ばれてコーヒーを飲んでいたことも判明。
小林のめまいはそのコーヒーにもられた薬か何かが原因だったのではないか。
ということは、周作の行為はミスではなく意図的な殺人だった!?

 右京らはなんとかその事実を裏付ける証拠を探そうとする。
あらためて周作のもとを訪ねるが、人を食ったような態度ではぐらかされてしまう。
それでも右京と薫はコーヒーが怪しいと踏むが、証拠がなければ手も足も出ない…。
何とかして手がかりを探そうとする右京はある書類を入手することに成功し、コーヒーが怪しいことは怪しいが、それを飲んだのは小林ではなく周作の方ではないかと推理する。

 武蔵野青木外科医院に向かった右京と薫は屋上で看護婦の恭子(林美穂)と対峙していた。
確かにコーヒーが怪しい。
しかし目の前で細工するのは難しい。
となるとそのコーヒーを運んできた人物-、つまり恭子が怪しい。
しかもなんと恭子は小林の妹だということが判明する。

一方、手術室では周作が小林に詰め寄っていた。
親父は本当に助からなかったのか、と。そ
れに手術中に感じた倦怠感、そして眩暈…、今考えてみるとどれも普通じゃなかった…。
しかし目の前で父親が腸を見せた状態で横たわっている。
途中でオペをやめるわけにはいかなかった…。
示し合わせたように二人とも体調不良なんておかしいんじゃないか?
本当に手遅れだったのか?
親父はもう助からなかったのか?
周作は小林の首筋にメスを突きつけながら、そう詰め寄った。

 と、その時ドアが開き、右京たちが看護婦の恭子とともに手術室に入ってきた。
周作は手を止め、昨夜すべてを思い出したと言う。
小林と恭子は周作の医療過誤によって命を落とした小林賢三郎の息子と娘だったという。
小林は妹の恭子と協力し、周作のコーヒーに細工をし、手術を失敗させようとした。
父親を殺された恨みを晴らすために…。

 小林が外科医の道を選んだのはひとつの命を奪うためだった。
復習する心は途方もないエネルギーに支えられていた。
虚しいエネルギーに…。(つづく)


ゲストとキーワード
武蔵野青木外科医院・外科医 小林亘 / 坂上忍
武蔵野青木外科医院・院長 青木周作 / 鶴見辰吾

出血多量
人間の血液量は体重1kg について約80mlあると言われている。
その全血液量の約1/3(体重60kgの人間で換算すると約1600ml)以上を一時に失うと、生命に危険が及ぶ。




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