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【相棒2 #9】「少年と金貨」

本日の相棒セレクション(再放送)はseason2より第9話 「少年と金貨」
です。
2003年12月10日に本放送がありました。

感想な回想
須賀健太君
懐かしいなあ。と思う。
や、この事件は本放送は見ていないんですけど。
今ではもう、やるとしたら青年役な感じなんでしょうかね。
この頃のイメージで止まっています。
10年も経ってるんですね・・・

窃盗と殺人は無関係
これもよくあるパターンかな。
とはいえ、片方はもう片方を通報しないから、事件が簡単にいかないっていう。
当然ではあるんですけどね。
しかも、酷いと利用しようとかするからな。
だからナゾトキが面白く・・・というのは思ってしまいますが、不謹慎ですよね(苦笑)

動機は・・・
1母の愛
2子供の出世チャンス
お好きなほうをおとり下さい?
どっちにしろ、金貨が大事とかそういうのが直接的ではないっていう。
や、子供のために仕方なく・・・といえば、金貨に固執するというよりは美談なのか??
うーん。どっちもいいとはいえない。
いや、金貨への執着の方が、なんか個人的には良いと思ってしまう。
未だに男女の愛とか復讐とか、そういう方が共感できるのは、親じゃないからかしらん?

返してもらえるとか思う心理
最初のきっかけというかなんというか。
館長さん。お金は必要だったので、被害者に金貨を売っちゃった。
が、金貨が必要になったので、展示会の間だけでも返して欲しい。
って、被害者としては、
そしたら一生、自分のところに戻ってこないんじゃない?
って考えるのが普通で、だから返すことはできない。って言われちゃって、
だから殺人事件に・・・
ベタではあるんですが、どうして返してもらえると思うんでしょうかねえ。
しかも、不法に?買い取ってもらうので、善人ではないだろうっていうのは前提でして。
一生戻ってこないぐらいのことは覚悟して然るべきではー。
と、思うのですが。どうでしょうかね。
しかも、そもそも貸し与えたんではなくて売っちゃったので、返してもらえるという表現自体がおかしいというか。買い戻すぐらいの感覚でないと。
まあ、それでも、金額跳ね上げられて、修羅場になるのは必至ですけどね。
そういう点では、ポジティブすぎるというか、自業自得というか。

亀ちゃんと雅彦君のやりとりにほんわかします。
子供相手はやっぱ亀ちゃんが一番ですねー。
ソンはなんだろ、苦手そうなイメージがあります。
もっとも、実際のところ、苦手ではあく、ちゃんと対話って言うか、捜査協力とかできるんですけど。イメージね。
カイト君はどうなのかなあ。高校生の女の子はおkですが(笑)
被害者が子供だったことはあるけど、捜査の段階で子供との絡みってまだないですよね。
あ、子供の扱い、次点は米沢さんで(笑)


粗筋
 ある夜、薫(寺脇康文)は子供を脇に自動販売機の前で這いつくばっている男を見つける。
まさか自販機荒らしか!?
薫がその男から事情を聞くと、息子がジュースを買おうとしてお金を自販機の下に落としただけだという。
それなら、と一緒に自販機を持ち上げると、下からは単なる硬貨ではなく金貨が。
意外な展開に驚く薫をよそに、男は「あった!」と金貨を掴むとすばやく走り去っていってしまった…。

 薫はなんとか走り去った男・小田島(入江雅人)を捕まえ、息子の雅彦(須賀健太)とともに近くの交番へと連れて行き、事情聴取をする。
「自分のコレクションだ」と繰り返す小田島をよそに、薫は自分のカメラ付き携帯電話で金貨の写真を撮り、右京(水谷豊)の携帯電話に送信。
その価値を見てもらう。
すると、その金貨が市場では約2000万円で取り引きされている明治時代の旧20円金貨であることが判明。
さらに近くでコインコレクターの倉野(大木史朗)が殺害されるという事件もあったらしい。
もしかすると小田島が倉野を殺し奪ったのかもしれない…。
右京から指摘された薫は小田島を拘束しようとするが、電話をしている間に小田島は雅彦を置き去りに逃げてしまう…。




 犯行現場を調べると、「刀幣」という中国の戦国時代に作られたもの以外は、犯人がコインなどほぼ全部のコレクションを奪っていっていることが判明。
コインが傷つくこともいとわず、ショーケースを叩き割っていることから犯人はコインにあまり詳しくないのかもしれない…。
一方、小田島の部屋からは倉野のコレクションが大量に発見された。
リストラされた後、妻にも逃げられた小田島は家賃も滞納。
エアコン取り付けのアルバイトで訪ねたことがある倉野の屋敷を狙ったらしい。
すると、そのとき雅彦のPHSに小田島から電話が入る。
小田島はコレクションを盗んだことは認めたものの、倉野の殺害については容疑を否認する。
そしてそのまま電話を切ってしまう。
結局、薫は残された雅彦を預かることになる…。

 翌日、右京は貨幣博物館館長・松金彰子(田島令子)を訪ねる。
世界コイン・コンベンションのため、倉野にも希少コインの出品を頼んでいたという松金。
右京の質問に刀幣の価値は1~2万円とそれほど高くはない、と答える。
とすると、犯人は刀幣の価値が低いことを知っていてあえて現場に残していったのではないだろうか?
もしかして犯人は古銭に詳しい者なのでは…!?

 雅彦を連れて聞き込みに行っていた薫は、リストラされる同僚のために自ら退職したり、連れ子の雅彦をかわいがったりという小田島の素顔に触れ、小田島には人殺しなどできないのでは、と思うようになる。
また倉野と取引のあった古銭商の田淵(岡崎二朗)という男が盗品を扱っている可能性もあり、事件当日のアリバイもなく怪しいが、確証はない。
そしてその田淵が旧20円金貨など扱ったことがない、と証言したことから、倉野の持っていた旧20円金貨が盗難品だった可能性も出てきた。
右京らは本物か否か調べるため、現在日本にある全ての旧20円金貨について調べるが、すべて本物であることが判明。
ということは、小田島が持って逃げた金貨が偽物だったのだろうか…。

 雅彦を心配した小田島がまたも電話をかけてきた。
右京から奪った旧20円金貨がどこにあったのか質問された小田島は「テーブルの上に…」と証言する。
ということは、倉野は金貨をはさんで何者かと商談しているときに殺されたということなのだろうか?
しかしまたしても小田島はすぐ電話を切ってしまう…。
残された雅彦は薫とともに薫の家に帰るが、さすがに父親がいなくて寂しいのか、途中で泣き出してしまう…。

 古銭商の田淵は以前、裏のマーケットを仕切っていたということがわかりますます怪しくなるが、なぜか右京は渋い顔…。
同時に捜査一課は小田島の指名手配書を作成しようとしていたが、右京はその作業を止めさせる。
そしてあらためて貨幣博物館館長の松金彰子を訪ね、金貨を持って逃走中の犯人が接触してきたら、連絡をほしいと伝える。

 そんな折、小田島がまた雅彦の携帯電話に電話してくる。
相変わらず雅彦を引き取りに来る気配はなかったが、なにやら右京は小田島にあることを相談する…。
そして小田島は松金に珍しい金貨を持っているので取引きしてほしいと電話し、公園で会う約束を取り付ける。
松金は約束通りに公園にやってきて、小田島と接触する。
するとすぐさま待ち伏せしていた右京らに取り囲まれるが、松金は小田島が犯人だから捕まえてほしいと言い出す。
しかしなぜ指名手配もされていない小田島を犯人だと決め付けられるのか?
殺人現場で小田島を目撃していない限りわからないはず。
観念した松金は殺人を自供する…。

 子供を留学させるために多額の費用が必要となった松金は博物館で展示している旧20円金貨を偽物とすり替え、倉野に売り渡す。
だが世界コイン・コンベンションが近づき、偽物を展示しておくわけにはいかなくなった松金は倉野に展示期間中だけでも良いからコインを返してほしいと頼む。
それを拒んだ倉野と言い合いになった松金はナイフで倉野を脅し、金貨を取り戻そうとするが、勢い余って殺害してしまったようだ…。
せっかく掴んだ留学のチャンスをフイにしたくなかった、松金はそう言うが、右京は人の命を奪ってまで伸ばすべき才能なんてない、と諭す。

 
 殺人の容疑が晴れた小田島は警視庁に出頭し、ようやく雅彦と再開する。
しかし窃盗の容疑で結局逮捕されてしまう。
小田島は雅彦の安否を心配するが、そんな心配をよそに雅彦は小田島の釈放をいつまでも待っていると言う。
そんな言葉に感動した小田島は涙ながらに連行される…。
本当の子供じゃなくても、たった一人の家族―――。
薫が小田島に言い放ったそんな言葉が胸に響く。(つづく)

ゲストとキーワード
失業中の父親 小田島和也 / 入江雅人
博物館館長 松金彰子 / 田島令子

刀幣
中国の戦国時代に作られた青銅製の貨幣。
その形状が小刀を模して作られているため「刀幣」と呼ばれる。





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