【相棒5 #11】「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!」 seasen5 2013年09月16日 今日の相棒セレクション(再放送)はseason5より第11話 元日スペシャル「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!爆破予告ホテルの罠」です。2007年1月1日に本放送がありました。めずらしく、再再放送ではありませんねぇ。回想的感想なんて大晦日だ!まったくですね亀ちゃん。推理ものの登場人物になったら、もう平日も休日も祝日もへったくれもないというのは、運命なのかもしれません。可愛そうに(笑)昇進を狙う大河内さんんじゃあ、今回のことで昇進になったの?いやでも、最終的には失敗してるのか?しかし、冷静な兄ちゃんらしくもないですねえ。過激派と知るや否や、射殺許可までとってしまうとか。いやしかし、大河内さんの実力は知ってのとおりなので、内村部長も許可しちゃったんだろうな。部長のほうが悪いということで<ぇえつか、餅ついてる場合じゃないよ部長wwwスナイパー寺島さんがやってると、どうも某踊るの逃亡者さんを重ねてしまうな。もっとも、こっちではふざけないんだろうけど。美和子さんのそばふ、太いwwwうどんかといわれてしまうあたり、やっぱり腕はまだまだ微妙なのか?や、これも創作の範囲だからね。うん。そういえば、大晦日からお正月は、右京さんは花の里でお過ごしなんですねぇ。出くわしたのは偶然か必然か今回の犯人一味こと、最初の人質、祥子さん。楓さんが、そこを通るとわかっていて、わざと出くわして人質になったんじゃなかろうか。被害者側にまわれば疑われないっていうのは、セオリーですね。手話で犯人は音は聞いているらしい。でも、映像では見ていないらしい。ということで。楓さんの娘さんが耳が聞こえないために、楓さんも手話を覚えていたというのは面白いですね。犯人一味にとっては、楓さんも復讐の対象だったに違いないから、運の尽きとしかいいようがない。・・・あるいは、これもまた必然なのか?バベルの塔バベルの神話に対して、楓さん親子は言葉なき言葉でつながれた。というのが平和的オチ。ですが、警察内部でも大河内さんはじめ、みんなばらばらになるし、そもそも、今回の動機も富永さんの手ひどい裏切り、その復讐という事件、それ自体も、人の心をばらばらにするというか。同じ日本語ですら、説得ですら、言葉が通じないというか。警察も犯人も武力行使ですからね。そういう意味での、バベルの塔なんじゃないでしょうか。楓さん親子のことだけなら、バベルの塔そのものというのはおかしいかなと。相棒全シリーズあらすじ大晦日。小野田(岸部一徳)に衆議院議員・富永(冨家規政)のパーティーに強引に連れていかれた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、富永のボディガードをやらされる羽目に。都市化再開発計画の急進派・富永は左翼過激派の梶に命を狙われていた。会場では元刑事の楓(大塚寧々)が富永の身辺を警護。右京は楓が耳の不自由な娘はるか(佐々木麻緒)を連れてきていることから、楓が富永と婚約したことを察知する。しかし、そんな楓の前に離婚した夫・和久井(遠藤章造)が現れた。はるかにプレゼントを渡したい、という和久井に帰れと冷たく突き放す楓。右京らはそんな小競り合いを偶然目にしてしまい…。そのはるかが何者かに誘拐され、娘の命と引き換えに富永を殺せという指令が楓のもとに届いた。犯人(杉本哲太)は過激派の梶か?一人思い悩みながらも富永殺害を決断する楓。犯人の指示に従い、これまでつけていたインカムと携帯電話をトイレのタンクに入れ、拳銃を手にパーティー会場へと戻っていく。午後8時。いよいよ富永が楓との婚約を発表する時間になった。が、肝心の楓の姿がパーティー会場から消えてしまった。仕方なくステージに上がった富永は自らのスピーチで時間をつなぐことに。そんな一部始終を見ていた右京と薫は、なぜか胸騒ぎを覚える。やがて現れた楓は富永に紹介されステージへ。犯人は管理システムにネットでアクセス。楓の行動を逐一映像で管理している。富永に拳銃を向けようとした楓だったが、犯人の指示に従いスピーチを始める。「夜が明けたから、目覚めるのではない…」。右京の顔色が変わった。そのままステージに駆け上がると、楓が引き金を引くよりも一瞬早く富永を押し倒す。富永は一命を取り留めたが、失敗した楓はそのまま拳銃を持って逃走。パーティー会場のある超高層ビルは大パニックとなってしまう。薫は思わず声を荒げた。「なんて大晦日だ」。犯人からパーティー会場に戻るよう指示された楓は、ウエイトレスの祥子(中村綾)を人質に会場へ。深夜0時までに富永を連れて来いと篭城する。管理官昇進を目指す大河内監察官(神保悟志)は、楓も左翼過激派の一味と断定。内村警視長(片桐竜次)から射殺許可をとってしまう。が、楓がそんなことをするには何か理由があるはず。右京は必死に大河内を説得するが、昇進を狙う大河内は聞く耳を持たない。警視庁一のスナイパーの日野(寺島進)が楓に照準を合わせる中、右京と薫は2人だけで事件の真相を探ろうと行動を開始する。配電室に入った薫は主電源のスイッチを落とし、ビル全体が真っ暗に。すかさず会場の外にいた右京は手話で楓と交信、犯人の手がかりがトイレのタンクに残されていることを知らされる。すべてを把握した右京ら警察は犯人の無線を傍受、音を米沢(六角精児)に解析してもらい、船の汽笛のような音を拾う。アジトは東京湾沿岸か?伊丹ら捜査一課の刑事を中心に、東京湾沿岸を探し回る。米沢は人質になったはるかの映像から窓に映る犯人の顔を取り出すことに成功した。これが過激派の梶か…。角田(山西惇)ら組織犯罪対策班が検挙した麻薬密売容疑の男が、梶のグループの一員であることが判明した。どうやら麻薬は彼らの資金源となっているらしい。取調べでなんとか梶の居場所を聞き出すと、刑事らは梶のアジトの周囲を固め中を確認。警察では突入隊を編成、慎重に近づくと一気に部屋の中へ突入する。「梶宗一郎を確保!」。そしてはるかも無事保護に成功した。一気に盛り上がる大河内ら。しかし、突入隊によって逮捕された男は過激派の梶に間違いはなかったが、今回楓を脅している犯人とは別人であることが判明した。ということは、楓を脅し富永の命を狙っている男はいったい…。右京と薫は例の写真を手に、捜査の網を広げようと活動を開始する。と、その矢先、偶然のその写真を見たホテルの警備員が男を知っているという。男はホテルの元警備員・五十嵐であることがわかった。2週間ほど前、磯部支配人(梨本謙次郎)の推薦で雇われたが、すぐにやめてしまったという。どうやら犯行の下準備のために潜り込んだらしい。磯部支配人によると、五十嵐の妹、今、楓の人質になっている祥子から頼まれて雇ったのだという。右京らは富永を連れて楓と祥子の前へ。いよいよというその時、右京は五十嵐と祥子にすべてを告白するよう迫る。真相がすべてバレたことがわかると祥子は楓から拳銃を奪い、逆に楓を人質に。五十嵐と祥子の妹・公子はかつて富永のもとで働いていたが、富永の子を身ごもるとあっさり捨てられ、富永は楓と婚約してしまったという。それでも子供を生みたいという公子は、富永らによって流産させられ、ショックを受けた公子は自殺。以来、五十嵐と祥子の兄妹は富永、楓らに復讐しようと誓っていたという。祥子に脅され、ついに富永は逃亡。隙をついて襲い掛かった和久井によって祥子は逮捕されるが、もう時間がない。一歩遅くはるかがいた小屋は爆発してしまう。しかし、最後は五十嵐がはるかを連れて小屋から脱出。撃たれた和久井も無事が確認され、楓、和久井、はるかの親子3人は涙の再会を果たす。まるで現代のバベルの塔のような超高層ビルを見上げた右京。楓親子に視線を移すと静かにつぶやいた。「昔、世界の言語は一つだったそうです。人々は高い塔を作って住もうとしましたが、神の怒りに触れ、言葉を通じなくされました。お互いを理解できなかった人々は散り散りになったという話です。ところが今日、言葉をしゃべらない少女によって、バラバラだった人々の心があのように…」。ゲスト:大塚寧々 遠藤章造 寺島進 杉本哲太 冨家規政 中村綾 梨本謙次郎 佐々木麻緒脚本:古沢良太監督:和泉聖治 【PR】 PR