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**このブログではPR広告を掲載しています** テレビドラマの相棒シリーズの感想を書いているブログです。 *Comment is approval system!*

【相棒1 #2】「教授夫人とその愛人」

本日の相棒セレクション(再放送)はseason1より第2話 「教授夫人とその愛人」です。
2002年10月16日 に本放送がありました。

感想な回想
殺人を犯した痕跡が一切無い
面白い事件ですよね。
犯人じゃない人に、自分が犯人だと思わせるというのは、なかなかできないです。
しかも、これみよがしにその人に罪を擦り付けるわけではなく、証拠自体が一切ないなので、その人どころか、誰にも不可能、いや、犯行があったこと自体を証明することができないという。

一方で、シーズン1ゆえなのか、キャラネタの宝庫だったりします。

見つかれば叱られるでしょうね
米沢「こんなことして叱られませんかね」
右京「見つかれば叱られるでしょうね」
米沢「なるほど、つまり見つからなければ叱られませんね」
なんだこれwwwwwww
米沢さんが、早くも丸め込まれている気がするwww
米沢さんは右京さんに対して尊敬全部(!)なので、わからなくも無いけど。すでにこんなんでしたか。という。

男子トイレで・・・
さて用を足すか・・・というイタミンを羽交い絞めにして亀ちゃんの尋問
事件解決したいんだけど、後半シーズンのように捜査一課は情報くれないので・・・という。
まあ、あれだ、確かに、生理現象ができないっていうのは、大変な問題なので、利用して・・・というのは、よくある手段?でもないか。しかし有効ではある。
・・・腐った方向にも造詣のある私はどうしたら良いのかわからないwwww
亀ちゃんとイタミンの仲(いや、そいう意味じゃなしに)が良すぎ。

亀山のクビと美和子
事件穿り返して、お偉いさん逮捕してさあ大変。
でも、美和子さんはなんだか余裕な感じです。
以前の事件では、あ、そうそう特命係になったと聞いたときは、(人材の墓場なのですぐやめさせられるという話で)ヒモなんて勘弁みたいな感じでしたが。
自分のミスというわけではなく、正義を貫き通したゆえのくびなので、いいんだそうです。
うーん、格好いいですね。
というか、この頃は内村刑事部長もさっさと首だー!!って言ってたんですね。
今でこそ、認めているってことなんでしょうか。
実は、その裏には・・・

クビだけはよしてね
官房長と右京さんの秘密に早くも迫っている?回
内村部長を止めたのは、小野田官房長の一声でした。
右京さんをもっとうまく利用しなさいよって言う、美味い・・・上手い言い方ですね
敵対する関係にこそなっていますが、右京さんに対する理解度は、亀ちゃんより上なのかもしれません。

もう一度組まないか
だが断るお断りします

くびを止めてくれたのに(まあ、右京さんにとってはクビもどうでもいいのかもしれないが)
知らないとは言え、まだまだ冷たい態度。
その裏には、特命係発足となる、ある事件画家関わっていたのでした・・・
というのはまだ先の話の頃ですね。
とはいえ、右京さんも、官房長のことは理解している(正義的に納得はしてないんだろうけどね)感じがあるので、また違う形の亀ちゃんとイタミンのような。そんな風にも取れます。
もっとも、この二人の方が、仲の良さを隠すのが美味いので、当初は全然気付かないですけどね。
ゆえに、映画第2作目は大成功だったといえなくも無い。様な気がします。


粗筋
■あらすじ)
 美和子(鈴木砂羽)とランチを、とひとり高層ビルの最上階にあるレストランに出かけた薫(寺脇康文)。
彼女が来るのを待ちながらふと外を見ると、近くのビルの屋上で今にも投身自殺しようとする女性を発見する。

「ウソだろ、オイ!」。

 あわてて飛び出しビルの屋上で彼女を保護することに成功。
薫はホッと胸をなでおろすが、なんと女性は「人を殺した」とポツリつぶやいて…。

 自らの車の中で男を刺し殺した、という彼女の証言に従い、とある地下駐車場に置かれたままの彼女

の車を調べた右京(水谷豊)と薫だが、死体どころか血痕すらない。
ひょっとしたら自力で病院に駆け込んだのかも…。
薫は現場近くの病院を調べようとするが、例によって捜査一課の伊丹(川原和久)らに邪魔をするなと釘を刺されてしまう。

 女性の身元が大学教授で国家公安委員でもある神林寿一朗(山本圭)の妻・淳子(洞口依子)であることが判明。
その夫・神林によると、今回の一件は精神的に不安定なところがある淳子の妄想だという。
確かに被害者の所在も不明、車からも死体があった痕跡が発見されないとあれば、事件そのものがなかった可能性が高い。
が、正義感に燃える右京は、怒る幹部の目の前で「奥様が気を病まれた理由は?」と堂々と質問する。
神林は平然と自分に愛人がいることがバレてしまい、それが原因で不安神経症になったのだと答える。
一応は納得する右京だったが…。

 淳子が元芸者だったことを知った右京は、かつて付き合っていた性質のよくない男に金を無心されていたのでは、と推理。
薫は伊丹を絞り上げ、淳子が殺したという猪口(林京介)という男の素性を聞き出す。
それによると猪口は現在行方不明、ばくちの借金でその筋の連中に追い回されていたらしい。

 どうやら右京の推理も真実味を帯びてきた。
神林の妄想説に納得がいかない右京と薫は、入院している淳子に車について質問を。
が、その車も神林が忌まわしいと処分してしまったという。
あくまでも「自分は人を殺したと思う」と言い張る淳子に、事件の存在を確信する右京。
しかし、証拠となる車はスクラップ工場で鉄の塊状態に。
お手上げと白旗をあげる薫に、なぜか右京は「別の証拠を探すまで」と自信満々で…。

「私、人を殺しました…。」
大物大学教授の妻の意外な一言に振り回される警察と右京、薫…。
殺人事件は本当にあったのか?
それとも彼女の単なる妄想か?


■プロデューサー
松本基弘(テレビ朝日)香月純一(東映)
須藤泰司(東映)西平敦郎(東映)

■脚本 輿水泰弘

■監督 麻生学

■制作
テレビ朝日/東映

■出演
杉下右京…水谷豊
亀山薫…寺脇康文
宮部たまき…高樹沙耶
奥寺美和子…鈴木砂羽
小野田公顕…岸部一徳
神林寿一朗…山本圭
神林淳子…洞口依子  ほか





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【相棒4 #15】 「殺人セレブ」

本日の相棒セレクション(再放送)はseason4より第15話 「殺人セレブ」です。
2006年2月1日に本放送がありました。


感想な回想
ある種の依存症
というのには重過ぎるかなあ。
竹下さんのトラウマが、なんとも。
友達に消しゴム?をあげなかったら、その友達が消し合意を万引きしてあげく自殺って・・・
そりゃー、責任感じるのもしょうがないわ。
消しゴムを上げるあげないという行為一つで、人間の生き死にに関わられちゃあ・・・重い。
反面、死んだ人を悪く言うのもなんだけど×2(今回の事件もね)

しかし、ゆえに、今回の事件は?
という相棒の酷さ加減があい変わらず秀逸です。

ママは何でもあげちゃうの!
そんな竹下さんの娘さんの吐露した思いがこれまた切実ですね。
大事な帽子を特命に預けたくなるのも解らなくはない。

ところでデカレンジャーの出典
あれ?デカレンジャーってもっと新しくなかったっけ???と思ったんですが、彼らはいつでしたっけ?
単に、刑事+ヒーロー戦隊物という意味でいったのだとしたら、なんつーか、予言かwww

っていうか、米沢のチクリ
昨日格好良かった米沢さんですが、冒頭からして、右京さんに助力もとめようとする件はどうなのwww
見かけたからって、携帯に連絡しますよーって合図www
いわれなくても特命はいずれ来るから、事件がどうなのか詳細わかる前からチクろうとするのも問題なのではwww



粗筋
 夜。
警視庁を後にする杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)。
その脇を、捜査一課を乗せたパトカーが通り過ぎて行く。
続く鑑識の車には、携帯電話を掲げて見せる米沢守(六角精児)。
電話でひそかに情報を伝えるという右京へのサインだ。
たまき(高樹沙耶)の店で一杯やろうと考えていた薫は、ちょっとがっかりしつつも、右京とともに事件現場へ赴くのだった。

 現場は高級住宅街。
その一角にある五島邸の主婦、香苗(栗田よう子)が、自宅リビングで絞殺体となって発見されたのだ。
室内は足の踏み場も無いほどの散らかりよう。
片付け下手だったのか、漫画本や鉄道グッズ、菓子の空き容器などが散乱し、何かが盗まれていたとしても一見では分からないほどだ。

 第一発見者は夫の秀宣(遠山俊也)。
彼によれば、香苗は数日前から風邪をひいていたという。
ごみ箱には丸めたティッシュが山となり、遺体のそばにはマスクも。
右京は、そのマスクに付着した数本のグレーの毛に注目する。
五島家でペットは飼っていない。
鑑識にかけると、マスクの毛は“チンチラ”と判明する。
毛皮に使われる小動物で、香苗の体からも検出された。
しかし、現場で毛皮類は見つかっていない。
犯人が持ち帰ったか、あるいは着用していたか…。

 翌日、右京たちは香苗のミセス仲間、竹下弥生(野村真美)の家を訪ねる。
リビングにはちょうど、弥生からセレブの心得を学んでいるというミセスたちが集まっている。
コート掛けには毛皮付きのコートが3着。
香苗はミセス仲間の一人、仁科世理子(舟木幸)の紹介で、ここへ来るようになったという。
どんな人だったのかと聞かれ、口ごもる世理子たち…。

 竹下家の次に、右京たちは世理子の家を訪れる。そこで右京たちは、世理子が弥生からもらったという歴史ものの磁器を目にする。
祖父の思い出の品というその磁器を、弥生は気前よくくれたという。
世理子に限らず、弥生はいろいろなものをミセス仲間にあげていたらしい。
特に香苗は、弥生の好意に漬け込み、何でもかんでももらっていたという。
ヘレンドのシュガーポット、バカラの花瓶、アンティーク時計やネックレスなどの装飾品、リモージュのデミタスカップなどなど、もらい過ぎと言われても仕方がない。
だが右京は、弥生が“あげ過ぎている”と考える。

 「欲しい」と言われると、断れない性格の弥生。
その真意を探ろうと、右京たちは再び竹下邸へ向かう。
弥生はちょうど、毛皮のコートを着て出掛けるところだった。
「チンチラでしょうか?」。
ミセス仲間3人の毛皮からは、チンチラの毛は検出されなかった。
しかし、問いかける右京に弥生は、ミンクだと答える。
持っている毛皮はこれだけだとも。
「私も欲しいですねぇ」と右京。
すると弥生は、母から譲り受けたものと言いながらも、その場で毛皮を脱ぎ、右京に差し出すのだった。

 「物に執着してはいけない。私は心に決めていますの」。
そう言い切る弥生の脳裏に、少女時代の思い出がよみがえってくる。
弥生の消しゴムを欲しがる友達。
首を振って素っ気なく断る弥生…。

 「もらう側とあげる側、どちらの気持ちもよく見えませんねぇ」。
右京と薫がぼやく。
「ママは何でもあげちゃう」と娘が泣いても、あげることを止めない弥生。
もらっていた香苗も、あの乱雑な部屋でものを大事にしていたとは思えない。
案の定、香苗は弥生からもらったものをフリーマーケットなどで売っていたという。
その中には、弥生の母の形見という毛皮の襟巻きも含まれ…。


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【相棒12 #12】「崖っぷちの女」

2014年1月15日相棒シーズン12は、第12話「崖っぷちの女」です。

感想
ぼっちゃんはピアノを習っていました
絶対音感って先天性だっけ?後天性でもありなんだっけ?
もともと持っていたのを、ご両親が目をつけたのか、
はたまた、ぼっちゃんがやりたいと言い出したのか。
今回のカイトぼっちゃんの出番の契機。

まだ、弟子です。
しかし、勝手に洗いなおそうとするとか、ピアノとか、だんだん右京さんに似てきたなカイト君。
右京さんの教育の賜物なんでしょうかwwwwww

理事長はトランペットをなさっているのですか。
・・・・
ラッパは全然関係なかったけど、あ、こいつ犯人だなと思ったのは私だけではないと信じたい。
ちゃんとした探偵諸君は、写真のFをここできちんと見ているんでしょうが。
女の勘・・・といったら勘にかわいそうかwww

こっそりのぞいてみた副校長
ずっと観ているわけではなかったけど、教員室に案内した後、帰る時に、廊下の窓からみていましたね。
すわ、こいつが犯人か?と思ったのはつかの間でした。すぐいっちゃったwww

ホールで転がるイタミン
ああ、これでしたか。前回の予告で気になってきになってwwww
生徒さんの演奏を聞かせるために、
なおかつ、生徒さん及び審査員の先生方の邪魔をしないように
(とはいえ、これは、演奏の合間に話をすればいいのではないかと思うのですが)、
携帯をスピーカーにして、ホールに置いた。と。

楽器を探すイタミン
音楽学校なので、同じものは複数おいてありそうな気がしなくもないんですが、目的のものをきちんと見つけるイタミンがなんか格好いい。
・・・や、イタミンが格好いいのはいつもだけど←



なぜ、一旦戻ったのか?
雪絵先生ですが、理事長が犯人とわかった時点で、一旦引き返してくれたのはなぜでしょうか?
下にマットがまだ準備できていなかったから?
まさか、生徒さんのことを忘れていたわけではないはずなん、です、が、
カイト君の、生徒思いの~というくだりでハっとなったのを観ると、どうなんだ?
なんかそこらへん、あべこべというか理解できなかったので、誰か説明をお願いします。

お金は良いことに使うべき
よくあるテーマだなあ。これ。
しかし、生徒のためにというので感動するべきなのか、
そこまでお金にこだわるという点で悪ひゃっはーするべきなのか、
どっちともとれずに消化不良を起こしています。
自分が罪を犯して得たお金というわけではないから、好い悪・・・って変な言い方かもしれないけど、思えないのかも。

生徒さんも来ていたらどうしよう
最後の追い詰めシーン。
相棒のひどい仕打ちを見慣れている所為で
カメラアングルが代わるたびに、物陰から生徒さんも出てきたら(そんなことしないでと、生徒自身から言われて、雪絵先生をどん底に突き落とす作戦的な)、どうしようと不安になったのはあたの杞憂でしたwwww



よいお付き合いの仕方
あまりよく知らないほうがいいというのが右京さんの持論らしい。
・・・逃げなのか本気なのか、人間ドッグの結果という前提があるので悩むところwww
で、本当に結果どうなったのかなあ。
何にもありませんでしたよ。といわないのが、逆にいろいろ考えてしまいまする。

もう手遅れ
俺のことも知らないほうがいいかもよ?というカイト君に、悦子さんの返答。
手遅れな関係になれたら、大成功のお付き合いと、逆に言えるのかもしれないですね。


次回、紅茶おやじの集い
・・・違うかwww
紅茶に関して、右京さんに数少ないお友達が出来たらしい。
が、どうやら犯人なのか?という立場らしい。

シーズン12関係↓


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今回のあらすじは続きから。
一応、放送前なので今後は下げていきます。
過去の日記についてはカテゴリ一覧よりどうぞ。

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【相棒5 #6】「ツキナシ」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason5より第6話「ツキナシ」
です。
2006年11月15日に本放送がありました。

回想な感想

月がないのか運(ツキ)が無いのか
誰が上手いことを言えといったんだいスタッフwwwww
や、脚本の西村康昭さんのセンスかwww
相棒は、劇中でサブタイトル表示をしないので伝わりにくいですが、それでも、テレビ欄などで確認して、ああ、そういうこと。と確信した視聴者さんは名探偵ですね。
カタカナで書いたら掛詞に要注意ですかね。
12が始まったらサブタイトルにも注意していれば、右京さんより先に犯人がわかる・・かも!?
・・・カオナシの親戚ですか?とかすっとぼけたアタシはほおって置いてくださいwww

作られたのは犯人のアリバイ・・・ではなく!?
無実なのにアリバイ工作をさせる。しかも犯人に。
相棒史上では、なかなかないトリックなのではないでしょうか。
ミステリ史上はどうかな。
や、トリックというよりは、ミスリードか。

ファンなら初版本を買う?
んー、ちょっと厳しいかなと思ったのは私だけでしょうか?
だって、いつファンになったのかわからないじゃないですか。
私も、好きな作家いますけど、全部初版本ってないですよ。
ファンになった時は、すでに何冊か出ていたので・・・
その後出た、新作シリーズなら、発売と同時に買うので初版が多いですけど。
もちろん、たまたま最初の1巻を買って読んで、気に入ったのでその後も・・・というのも皆無ではないとは思いますが。
なのでそこは、沙織さんが白を切りとおせばよかったのではないかと思わなくも無いです。

盗撮犯よりは殺人犯の方が・・・
右京さんも亀ちゃんも怒ってるけど、わからなくも無いですね。
なんだろ、殺人っていうと、復習とか誰かを守るためとか、
本当に、自分の今後と引き換えにしても成し遂げたいっていう確固たる信念のようなものがある。そういうイメージがあるからかな。
もちろん、お金のためとか、都合が悪くなったので口封じとか、しょーもない理由もありますけどね。でも、批判や非難されこそすれ、イジられることは無いのではないかな。
そこへいくと、女性のハダカの盗撮趣味は・・・ねえ。
と思ってしまいます。
イジられまくりというか、アイツまじかよって、驚かれてから嗤われるというか。
そこに真剣な罵倒は無いというか。
怖がられるのではなく、キモがられるというかwww
罪に大きいも小さいも、言いも悪いも無いんですけど。
R指定系だから余計ですかね。
まったく、自分のベッドの下は棚に上げて、人の破廉恥は突っ込みまくる世の中ですからwwwww



粗筋
一級建築士事務所を経営する宮澤(松田ジロウ)が自宅で殺害され、被害者の妻とスポーツクラブを通しての知り合いだった直木賞作家・北之口秀一(川崎麻世)が容疑者として浮上した。
しかし、アリバイこそないが、目撃証言など北之口を犯人とする証拠は状況証拠ばかり。
自ら潔白と言う北之口は、集まった報道陣の質問に積極的に答えるなど派手なパフォーマンスを披露。

一方、現場を調べた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、フロアスタンドが不自然に動かされている痕跡を発見。
北之口に聞いても「さあ」と言うだけで何も知らないようだが、スタンドからは北之口の指紋が見つかった。
北之口はウソをついている。
右京らは北之口に疑問を抱く。

事件当夜、夜景を撮影していたら偶然北之口をカメラに収めたという女性カメラマン・沙織(渋谷琴乃)が現れた。
写真には時計も映っており、アリバイとしては完璧だ。
右京と薫は北之口から直接話を聞くが、近くのコンビニに煙草でも買いに行ったときに撮られたのではないか、という。

 完璧すぎるアリバイほど疑わしいものはない。
右京と薫はコンビニの防犯用ビデオに北之口の姿がなかったことを確認すると、沙織が撮影したときとまったく同じ時間、同じ位置から写真を撮影してみる。
すると北之口が映った写真にはバックのビルに月が映りこんでいる。
事件当夜の月の入りは19時08分。
写真を撮影した時刻に月が映るはずがない。
右京と薫が矛盾点を突きつけると、沙織はあっさり写真がトリックだったことを認める。
実は沙織は北之口の熱狂的なファン。
好きな北之口のために勝手にアリバイ工作をしたのだという。
もちろん北之口も沙織にアリバイ工作を頼んだ覚えはない、と全面否定。
捜査は暗礁に乗り上げる。

薫は右京が読み漁った北之口の著作を古本屋へ売り払うが、初版本でないから高くは買い取れない、といわれてしまう。
そんな話を聞いたたまき(高樹沙耶)は、自分が買った初版本なら高く売れるかしら、という。
たまきまで北之口を?
なにやら女性がラジオ番組に出演、さりげない会話を装い心惹かれた男性にメッセージを送る、というストーリーらしい。
そんな話を黙って聞いていた右京は、ついに事件の真相にたどりつく。
ヒントは北之口が報道陣に囲まれたとき…。
興奮を抑えきれない右京だが…。



 実は北之口はスポーツクラブでも問題になっていた盗撮の犯人だった。
事件の夜も宮澤殺害ではなく、盗撮目的で宮澤宅へ侵入。
風呂場で宮澤の妻の入浴姿をカメラに収めたのだが、偶然にも宮澤が殺害されるところをもカメラに収めてしまったのだ。
その犯人こそ沙織だった。
しかし、北之口は証言すれば自らの盗撮がバレてしまう。
仕方なく北之口は報道陣を前に真犯人にメッセージを送ったわけだった。
黙っているかわりに自分のアリバイを作れ、と。
 さらにトリックがバレた場合のために、沙織は北之口のファンを装ったが、自宅にあった本がすべて初版本ではなかったため、右京にすべてを見破られてしまったのだった。

 覗きがバレたら作家生命を絶たれる、せめて殺人者なら…と取り乱す北之口。
「罪名はブランドじゃない」と戒める薫に同調するように右京も冷ややかに言い放つ。
「罪を選ぶ権利など、あなたにあるはずないのですよ」。

ゲスト:川崎麻世 渋谷琴乃
脚本: 西村康昭
監督: 近藤俊明





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【相棒2 #2】「特命係復活」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason2より第2話
「特命係復活」
です。
2003年10月15日に本放送がありました。

明日は、歌麿3ですね~。

シーズン2の開始2話を一挙に!
ベラドンナの赤い罠解決編。そして、特命係の正式復活回です。
問題編はこちら
http://tokumeigakari.no-mania.com/s2/0201

感想な回想

マリーゴールド
花言葉「悪を挫く」
右京さんからひとみさんへ。お見舞いという名の宣戦布告。
これ、ひとみさんが才女で理系、植物系ということを上手く使ってますね。
知っている。という相手への敬意が伺えます。
はい、女性ですが、マリーゴールドの花言葉なんて今回みるまで知りませんでしたwwwwww

木乃伊
初期のドラマのいい点は、放送禁止コードあやういというか、R指定入ってないかというギリギリの範囲があることだな。
今どんどん厳しくなって来てますからねー。
ゆえに、今回は、ホラーであってミステリーではないような。
右京さんの仕込じゃないところもあったようだし。

愛情ゆえに
出かけていってしまう父親を引き留めるために、
ちょっとばかり毒を仕込んでお休みしてもらおうと。
ところが、毒が思ったより効き目を発揮し、永遠にさようなら。
自業自得とはいえ、さすがの相棒的結末としか言いようがないですねこれ。

本物じゃない!
似た人ってのは、やっぱだめですよね。
同じじゃないから。同じと表現できないから、似た人。
私は残念ながら?似た人は、ゆえに違う部分を見つけてしまいがちなので、つまり1番にはなりにくいので、ひとみさんの気持ちは解ることが出来ないんですが。
ある程度の関係に踏み込んでしまった所為もあるんでしょうが、それで、お前は父じゃないから始末っていうのも、結構苛烈ですねひとみさん。
わかることはできませんが、でも、そうだと思ったら違うていうその絶望感というか。
そういうのは理解できるかなー。
彼女からしてみれば、最初から違うと認識できなかった、全部同じだろうと思っていたわけですから、父親じゃねーのは解りきってるだろ!とか、安易に突っ込んではいけないような気がします。
まあ、趣味思考がはっきりしているおかげで、タイプじゃない官房長は助かった?わけですが・・・www

小野田曰く、島流しの刑
つまるところ、陸の孤”島”こと、特命係復活!と相成ったわけでありましたww
上手いこと言いますね官房長wwwww
もともと官房長の所為でいろいろ酷い目にあった右京さん(亀ちゃんもか)ですが、そのことを考えると、やっぱり憎めないのかなー。
右京さんが官房長を本当はどう思っていたのか、”特命係”の件があっても憎からず思っていたのかどうなのか。
右京さんが嫌いな人っていうのに、そういう点ではお目にかかったことがないような気がします。
ゆえに、右京さんが嫌いな人に対してどういう態度を取るのかというのが予想できないというか。官房長への態度がその例でいいんでしょうか?
内村刑事部長すら、憎からず(むしろ面白がって)いるような認識なのではないかと思うので。

復活ぅ!?
まだトリオじゃない、コンビ・ザ・捜一(笑)
(芹沢さんは後々登場)
イタミンも、この頃はやっぱだいっ嫌い!!って感じですよね。
亀ちゃんに対してもそうだったのかなー。
亀ちゃんとは警察学校時代からの犬猿ですが、仲のよさもちゃんと昔からあってというのが希望なんですけれども。

浅倉さんの投身行方不明
・・・はぁ!?
っていう。事件は解決したけど次回に続くというケースは始のシーズンで結構ありますね。
・・・・今もやっても別にいいんじゃないかと思うんですけど、そこまでの時間的余裕がなくなってきているのかな?
逆に言えば、その回の事件についてめいっぱいやってるってことなんで、悪いことではないんですけど。
これ、明日か月曜日か、次回のセレクションで3話目?というかこの真相やらなかったら、再放送視聴者は納得しないんじゃないかwwww
これで最後の心残りが消えた・・・ってことなのか!?っていう。



本日のあらすじ
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の追及に犯行を自供したひとみ(須藤理彩)が、直後に服毒自殺を図った。
幸い一命を取り留めたが、勝手な捜査でひとみを追い詰めたと判断された右京らは処分が下るまで謹慎するよう命じられる。
「謹慎か…」。
さすがの薫も肩を落とすが、なぜか右京は闘志満々。
「売られた喧嘩は買います、そして必ず勝ちます」。
右京は命令を無視し、ひとみにお詫びと言いながら花束を手渡す。
しかしそれは新たなる宣戦布告だった…。

 改めてひとみの周辺を調べた右京らは、ひとみの母親が7年前に病死していたことをつかむ。
ひとみの父も愛妻家だったらしく家族関係は良好だったようだが、なぜかひとみの部屋にはひとみと父親の写真しかなかった。
愛妻家の父が亡き妻の写真を飾らないわけがない。
どうやらひとみはファザコンで母親にヤキモチを焼いていたらしい。

 ひとみの母の墓が荒れ放題になっていることがわかった。
右京らはひとみと会い、母親の写真を飾らないわけなどを単刀直入に質問。
「母とあたしはうまくいっていました!」。
珍しくひとみが語気を荒げたそのとき、ひとみの通報を受けてやってきた伊丹(川原和久)に連れ出されてしまう。
いよいよクビも覚悟しなくては…。
さすがに観念する薫だったが、後戻りはできないと捜査を続ける右京にとことん付き合う決意をする。

 なぜひとみの母親の墓が荒れ放題なのか?
母に嫉妬していたひとみはともかく、愛妻家だった父親が墓参りを欠かすはずがない…、しかもひとみはつい最近まで父は日本にいた、と言っていた…。
さらに母の写真を飾らないひとみを、父は許すのだろうか…。
右京はそれらの疑問から、ひとみの父親の存在そのものを疑い始める。

 そして、ひとみの父・小暮慶介の周辺を調べ始めた右京と薫。
背に腹は変えられぬと薫は生活案全部の角田課長(山西惇)に慶介の渡航履歴を聞き出す。
ひとみは「父親は海外に出掛けている」と言っていたが、平成十年のブラジルからの帰国以来、慶介の渡航記録はなかった。
さらに慶介が教鞭を執っていた大学の総務課で既に慶介が大学を退職している事実が判明。
慶介の存在そのものが怪しくなっていく…。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_02/contents/story/0002/img/story_1.jpg

 右京と薫は懲りずにひとみの家を訪ねる。
さすがに怒り心頭のひとみだったが、右京は構わず今回の事件の犯人は父親・慶介なのではないかとひとみに追求する。
「違う!」と動揺するひとみ。

 そして翌日ひとみが自宅に帰ると、なんと玄関先に慶介の靴が脱いである。
さらにリビングには旅行鞄とジャケットがある。
そしてサッと逃げる男の人影…。
「パパなの…?」
父親の幻覚まで見え出したひとみは慶介とツーショット写真を撮った別荘へと行く。
そして地下にあるワイン貯蔵庫へ向かう。
「パパ…」と小さく言い、ひとみは貯蔵庫の中にある安楽椅子に近づいた。
そこには男が座っていたが、その男はなんと着衣のままミイラ化した慶介だった!

 そこに右京と薫があらわれた。
「…なるほど。これではお父様の存在が希薄な筈ですね。」と右京が言う。
そしてひとみはついに父親への想いを語り出す。
ひとみは父親を想うあまり、父親を毒殺させてしまった。
さらに付き合っていた男はすべて父親ではなく、偽者だったから殺したとも…。
しかし慶介の定期入れに、幼いひとみを慶介が抱き、母親が寄り添っている写真が挟んであったことを知ると、ひとみは涙を流す…。

 事件は一件落着した。
そして特命係の入口の壁には新たな『特命係』のプレートが貼られる。
「やはりここが一番落ち着きますねえ」と言いながら椅子に座る右京。
薫は「特命係が落ち着くなんて、どうかしてンじゃありませんか?」とあきれ顔。
そんな時、薫の携帯にかおりから連絡が入る。
なんと浅倉が脱走したという。
しかも断崖絶壁から投身自殺をしたところも目撃されたらしい。
しかし遺体は上がってこない。
特命係に以前の風景が戻ってきた途端、謎めいた浅倉の末路。
浅倉は本当に死んでしまったのだろうか、それとも…。
(つづく)


ゲストとキーワード
東亜薬科大学 大学院生
小暮ひとみ / 須藤理彩

特命係プレート
警視庁総務課が製作した以前のプレートとは
違う新品のもの。黒地に白文字のシンプルな
デザイン。

今回は事件の鍵じゃないんだな。全体通しての新たな鍵ですね。心機一転!




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