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**このブログではPR広告を掲載しています** テレビドラマの相棒シリーズの感想を書いているブログです。 *Comment is approval system!*

【相棒2 #8】「命の値段」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason2より第8話「命の値段」
です。
2003年12月3日に本放送がありました。

回想な感想
お金が欲しかったわけではない
ともすれば、そう摂られがちというか、本当はソウなんでしょ?なんて悪意に満ちた質問がでることは必至なのが痛い。
命の価値は同じであるはずなのに、価値を表してみたらこんなにも違う。
悪いのは運命なのか。

命の値段
保険金を上手いこと利用したスタッフの罠(笑)
同じ事故だけならまだしも、同じ父親から生まれた人間。
ともすれば、兄弟だった(いや異母兄弟には違いないけど)として、同じ家庭だったら同じ保険金になるのは必至とはいわないまでも、高確率ですよね。
これは、保険会社が一番悪いのか・・・?と、やや突っ込みたくなってしまいます。

とはいえ、もともとの掛け金というか、保険のプラン、内容がもしかしたら違うものだったという可能性があるわけで(篤志さんのほうも喜一さんが決定・支払いしていたとかじゃないよね?)。
そういう点では、支払金が異なるのは仕方がないのでは?と冷たくなってしまいがちでもあり、そこはまた相棒らしさとでもいえばいいのか。うーん。
当時は感動物だったのかもしれないけど、今見てみると、どうなのかな。一歩引いて観れる感じ。

贖罪
これもパターンだな。過去の罪の償いのために、代わりに今の罪を被るって言うの。
もうこの時点で、ああ、犯人は別にいるんだろうなって言う視聴者経験をリセットしたいものだ。証拠や刑事の勘とかですらないからなあ。右京さんに怒られるなこれwwww
しかしこれで、本当に喜一さんが犯人だったら・・・面白くないか。<この感想もある意味酷いよねw
とはいえ、右京さん、それでは何の償いにもなっていない!!とか怒るのではなく、
罪を被ろうと思ったことで(篤志さんの)父親になれたと、なんだか慰め気味なのが珍しい気がします。
事実が明るみになったことで、喜一さんが激怒していたから、怒り返すのはなんだと思ったのか。諭した方がいいと思ったのか。




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粗筋
 大企業・神田グループのトップ、神田喜一(中原丈雄)が人を殺したと自ら通報してきた。
酔っていたため記憶ははっきりとしないが、庶民的な飲み屋が並ぶ人生横丁で行きずりの男をビール瓶で殴り殺してしまったという。

 しかし神田ともあろう人間が庶民的な人生横丁などで酒を飲むのだろうか。
不審を抱いた右京(水谷豊)は、薫(寺脇康文)とさっそく聞き込みを始める。
が、どの店にも神田がやってきたという形跡はない。
神田の妻・礼子(五十嵐五十鈴)の話では神田が家を出たのが深夜1時ごろ。
自宅から人生横丁まで車で1時間はかかるが、人生横丁の店は遅くても深夜2時には閉まってしまう。
ということは、神田は人生横丁で酒など飲めるはずがない…



 さらに右京らは被害者の久保田(吉満涼太)が勤務していた保険会社を訪ね、久保田が神田の息子・陽一郎(村内貞介)の死亡事故の示談を担当していた事実をつかむ。
陽一郎は5人のうち2人が死亡するモーターボートの事故に巻き込まれて死亡していた。
しかし既に賠償額3億円で示談は済んでいるようだった。

 そして右京と薫は神田にすべての事実をぶつけると、神田はあっさり意図的な殺害だったことを自供。
「たった一人の跡取り息子の賠償額がたった3億だったから」と動機を説明する。
これで事件は解決、と手柄にしようとする薫だったが、右京はなぜか納得していない。
賠償金の額に不満があれば、示談に応じる必要はないはず。
保険会社の関係者も、なぜ神田が今さら…と首をかしげる。
ただ、陽一郎といっしょに亡くなった辻篤志(村内貞介=二役)という青年の方はまだ示談が済んでいないことが判明。
右京らは篤志の母親を訪ねることにする。

 篤志の母・真理子(麻丘めぐみ)は人生横丁で飲み屋を経営。
示談が済んでいないことを聞くが、まだお金のことなど考えられないから、と素っ気無い。
が、店に飾ってあった篤志の写真が陽一郎と似ている、という薫の言葉にヒントを得た右京は、神田と真理子がかつて恋人同士であり、篤志が神田との間に出来た子供だったことをつかむ。

 そんな事実を真理子にぶつけると、真理子は神田が事故のあと自分たちを捨てた罪を償いたいとやってきた事実を明かす。
しかし、母子そろって捨てられた恨みはそう簡単に晴れるものではない。
真理子はすげなく追い返したが、事件があった日もしつこく神田は店に来たという。
やはり神田は誰かをかばって殺人を自供したに違いない。
右京らは再び神田を訪ね、事件の真相を聞き出そうとするが、神田は殺したのは自分だと言い張る。

 特命係に戻った右京と薫はテレビで一連の神田喜一に関するニュースが流れているのを見る。
その中でアナウンサーが神田の息子・陽一郎の示談金が2億5千万円近くになると言っている。
ということは同じ事故で亡くなった篤志にも同じ額の示談金が支払われるのだろうか…。
そのニュースから右京は重大な手がかりをつかみ、薫とともにあらためて真理子のもとを訪ね事件について追求すると、真理子は観念したように自白を始めた。

 真理子は計画的に久保田を呼び出し、殺害したという。
そして神田がたまたまその現場に鉢合わせ、一緒に死体と凶器の破片を運び出し、そして神田は真理子の代わりに自首したのだという。
そして真理子が久保田を殺害した理由、それは神田の息子・陽一郎と自分の息子・篤志の示談金の差だった。
神田の息子・陽一郎の示談金が2億5千万円近くなのに対し、久保田から提示された自分の息子・篤志の示談金は2千5百万円ほどだった。
まったく同じ事故で同じ年の人間が死んだにも関わらず、示談金は10倍も違う…。
しかも実は二人とも同じ神田喜一の子供…。
その事実に耐えられなくなった真理子はとっさにそばにあったビール瓶で久保田を…。

 お金がほしかったわけじゃない。
ただ自分の子の命の値段を勝手に決められて、しかもそれが神田喜一の息子の10分の1。
二人は同じ男の子供だというのに…。
しかしそれが人を殺害する理由にはならない。
それに神田に罪を着せたその瞬間、あなたは息子の命を利用したのではないか。
そう言われた真理子は愕然とし、その場に崩れてしまった…。

 そして真理子が自首し、神田喜一は釈放されることになる。
神田はなぜそのまま自分を犯人にしてくれなかったんだと憤慨する。
神田は昔裏切ってしまった真理子へのせめてもの償いを果たしたかったらしい…。
しかし自首しようと思ったその瞬間、やっと神田は篤志の真の父親になれたのではないか。
右京がそう神田に告げると、神田の目は涙で一杯になった…。
(つづく)

ゲストとキーワード
神田グループ会長
神田喜一 / 中原丈雄
飲み屋の女主人
辻真理子 / 麻丘めぐみ

人生横丁
小さな店が軒を連ねる飲み屋街。
雑多な雰囲気が漂う。
毎晩多くの人で賑わっている。
神田喜一が久保田正を殺害した場所。

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【相棒5 #7】「剣聖」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason5より第7話「剣聖」です。
2006年11月22日に本放送がありました。

イタミンが亀ちゃんを負かす冒頭が好きな話です。<そこなのかい
イタミン企画なのかなー。
ひょっとして同じく本日再放送の前記事もそうなんでしょうか?

イタミン活躍回をもっとやってほしいなあ。
今回は、第三者・・・というか依頼者だけど。

前後のお話はこちらからどうぞ
本日のシリーズ

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本日のあらすじです

剣道が得意な伊丹(川原和久)も尊敬している剣道の達人・吾妻(誠直也)が真剣で斬殺された。
吾妻が経営する道場・吾妻心聖館の師範代・ふみ(原千晶)らは吾妻とまともに立ち合って勝てる者などいないという。
もうひとりの師範代・望月(市川勇)でも無理、吾妻の一人息子・俊一(藤間宇宙)は喘息があるため、剣道はやらないという。

吾妻と立ち合うという覚書を交わした吾妻の親友・関(亀石征一郎)が逮捕された。
「武士道は死ぬことと見つけたり」という関は、病院のベッドで死ぬなら、と吾妻に剣で挑み、不覚にも勝ってしまったという。

関はすでに現役剣士とはいえない、そんな関に吾妻を斬ることなど…。
関の実力を知る伊丹は納得がいかない。
とはいうものの、ふみの父親が警察庁の警備局長であることから捜査一課には事件を蒸し返すなという空気が漂っている。
不本意ながら伊丹は、それとなく右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)に捜査を依頼する。

そんな伊丹が言うには、道場に来る前、傷害などで逮捕歴があるふみが怪しいとか。
右京と薫は、吾妻が決闘を前に死後の資産処理もしていなかったことに疑問を抱く。
しかし、ふみも俊一も覚書がある以上、2人が決闘し吾妻が斬られたと信じて疑わないようだ。

覚書からするめいかを焼いたときに出る油のシミが見つかった。
酒に酔うと掛け軸の模写などもして遊んでいた吾妻と関。
覚書もそんないたずら心で書かれたものではないかと右京らは推理する。
そんな疑問をぶつられたふみは、自分を疑っているのか、と右京に迫る。
剣の実力は館長の足元にも及ばないというのに、と不満を口にするふみに、右京は「殺意を抱いていれば殺せる、抱いていなければ殺せない。問題はそこ」と切り返す。

師範代の望月が勤務する会社が吾妻の道場を買収する予定であることがわかった。
道場の名前は残すが、事実上その歴史は幕を閉じる。
望月によると、吾妻と結婚を前提に付き合っていたふみは道場の売却に猛反対だったらしい。
吾妻心聖館館長夫人という肩書きが手に入らない。
ふみがそんな風に思い、吾妻を恨んでいるとしたら…。

館長夫人に収まるという夢が破れたふみによる犯行ではないか。
右京と薫はふみに自分たちの推理を突きつけるが、ふみは証拠がないと否定する。
しかし、関が着ていた吾妻の返り血がついた剣道着を調べなおし、DNA鑑定すれば本当は誰が着ていたものかも判明する。
右京が切り札をきると、意外にもふみはあっさりと自供する。
「お二人のおっしゃる通りです。私がやりました」。

しかし、右京と薫は、なおもふみに厳しく迫った。
「本当のことを話してくれと言ったんです」。
実は犯人はその場に現れた息子の俊一だった。
偉大な父の存在を常にプレッシャーに感じ、次第に心の殻の中に閉じこもるようになってしまった俊一。
今では自宅の部屋が唯一の安らぎの場となっていたが、それも父は望月の会社に売却してしまった。
それも吾妻が俊一に強くなって欲しいと願っていたからこそ。
そんな父の思いを知った俊一は、夜毎刀を振り自らを鍛えていたという。

そして、事件の夜。
俊一は自ら稽古をつけてくれと願い出たが、やはり自らの弱さをさらけ出すことになり、刀を振り回すうちに父を斬ってしまったという。
斬られた吾妻も息子を追い詰めた責任を感じていたようだ。
「あなたに対する贖罪の想いが、館長を一瞬、剣聖ではなく、ただの無防備な父親にしたのかもしれません」。
 右京の言葉が道場に響き渡り、ふみの心にも染み渡った。

ゲスト:原千晶 誠直也 亀石征一郎 藤間宇宙
脚本:古沢良太
監督:西山太郎







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【相棒12 #14】「顔」

2014年2月 5日相棒シーズン12は、第14話「顔」です。
※1/29(水)の放送はお休みでした。


感想

事件篇~~

親からもらった顔
だから、変えたい。
ってええええええええええええええええ
と思った。スタッフ、いや脚本さんか。相変らず怖い。
DVをしていた父親と同じ顔になりつつある。のが嫌という、正当な?理由こそあれ、普通は、変えるな・大事にしろと続くであろう言葉に対しての答えがこれですかいとwwww
もう一方の親、DVを受けていた母親のためにもといういい理由でもあるんだけど。さ。ねえ。

生態反応
認証システムは、生きているってことが大前提なんですねぇ。
まあ、そうでもしないと、遺体はともかく、写真とかでもおkになりそうだもんね。
それにしても、上司氏、右京さんたちが気づかなかったら、上のさんの遺体はずっとそこに入れて置く積もりあったのかなあ。

不正は被害者だったのに
部下をあやまって殺害してしまった。
部下の不正を問い詰めていて…
それだけなら、同情の余地があったのにねえ。
そのまま会社と警察に連絡していれば、あるいは罪の軽減もあったのにねえ。
顔認証システムによって閉じられ、しかも被害者のこれまた悪事によって、自分は開くことができなくなった。
ゆえに、無関係の人間の顔を変えて、開けたら用済みってねえ。
もともとは被害者といってもよかったのに、そこから同情の余地なしにするのも相棒らしさですなあ。いつもながら、この転落劇が鮮やか過ぎるわ。

やってみたかったの…!
院長の吐露。
無関係ではないけど、一番でもない。ゆえに逃げたことは右京さんの逆鱗に触れちゃったわけですが。
とはいえ、顔認証システムという、現代のハイスペックへの挑戦。そして成功という興味と結果をみると、こういう職人ものな話は嫌悪はできないんだよなあ。
せめて警察に通報するべきだった。それをしない最低なのはわかるけど。

まあ、実際どうなのかは知りませんけど、でも、できちゃったら怖いですよね。
高機能のシステムほど、穴もなんかすごいことになりますねっていう今回の突っ込み風刺なのかなあ。


レギュラーのあれこれ篇~~

すいません
普通は気づきそうなものですけどねえ
第一発見者の不自然な態度に気づかなかったカイト君への右京さんの突っ込み。
に対するカイト君の答え。
怒ってる?ようには見えなかったけど、どうなんだろう。そこも先輩たちとは違うというか。
ソンは嫌味でやりかえすだろうし、亀ちゃんは、なくはないけどまずはわかりませんよ!って怒りそうな気もする。

ケンちゃんの消火器攻撃!!
乱闘騒ぎ。
発見者元カレのケンちゃん氏を捕まえようとしての一幕。
見えねえからこっちこい!!というイタミンがなんか面白かった。
・・・と、思ったんだけど。

イタミンのホース反撃!!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょっとまてよオッサンwwwwww
消火器の煙というか粉をとばそうとしてだとは思うんですけど。
手近にあったホース(もちろん水道付)を振り回してイタミンの反撃。
痛快すぎたwwwおなか痛いですイタミン格好よすぎだからやめてwwww
一番のとばっちりは、ケンちゃん氏のお仲間ですよねかわいそうに。

プレミアムチケット
カイト君のお財布事情が気になる。
ネットオークションをよく利用しているらしいけど、こういうチケットならなおのこと値が張ると思うんだけど。捜査目的というか芹沢先輩への賄賂というかwwww
(というか、彼女さんがほしがってるとかどこできいたの?よく飲みにいってたりするのかなあ。)
費用、峯秋ぱぱんが協力するわけもなし、捜査経費でおとせるとも思えないし(というか、特命に当てられてる費用ってあるのかな…)。
趣味とかにかねかけてるタイプでもなさそうだからいいのかもしれないけど、もったいなーい感がちょっとねwww私ケチとしてはなおのこと。
そういうところも、右京さんに似てきてない?もともと?

悦子さんのカボチャ料理
なんか名前がちゃんとあるのかな?煮物のようなそれ。
前回の予告放送から気になっていた、悦子さんは花の里の厨房でっていうあれ。
事件と、自分の顔についての話がメインだったので、肝心のカイト君の感想がなかったのが残念です。



次回予告:女優の謎の死?
見えない共犯者とかいうサブタイトル?ちらみなので違ったら済まんけど。
犯人自身も知らないうちになんかされてるとかそういう話なのかな?
あるいは、顔をみせないけど協力してやるとか犯人に持ちかけた人がいるとか。
気になるなー。

余談1:プレゼントやってます
公式サイトにて、シーズン11のノベルスのプレゼント企画をやっています。
もちろん応募してきました。
カイト君初登場の小説版、気になる方はぜひ。

余談2:映画CM@神戸編
ゲスト篇が終了してなぜソンになるwwwww
そして特命係をあやつるって何wwwwwwww
峯秋ぱぱんの命令じゃないの?wwwww
冒頭の数分の出番とか聞いたけど、実はあとあとも、また個人的にも何かあるのかな?

シーズン12関係↓


相棒全シリーズ

今回のあらすじは続きから。
一応、放送前なので今後は下げていきます。
過去の日記についてはカテゴリ一覧よりどうぞ。

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【相棒4 #9】 「冤罪」

今日の相棒セレクション(再放送)はseason4より第9話
「冤罪」
です。
2005年12月7日に本放送がありました。

何で昨日の閣下関係から一転してコレなんだろう・・・?

感想な回想

ゆかりさんも冤罪を生んだ可能性

最後の一言だけで、こんなに書くバカタレがいるぐらいに、衝撃的な事件です。
相棒では、冤罪系は数多く取上げられていますが、この事件こそ、まさに冤罪というサブタイトルがぴったりだと思います。

刑事さんは傷害致死扱いに。
弁護士さんは執行猶予を。
やってくれるから、殺人やっても大丈夫!

からの、

本当に、言ったんでしょうか?

いやはや。
これこそ相棒。という感じでした。
これは、何年か前の再放送で初めて見たんですが、もしかしたら、相棒にはまるきっかけの一因ではないかと思っています。
それだけ、印象的だったんです。
今でもずっと覚えていますもの。(再放送の回数の多さもあるのかもしれないけど)
まず、冤罪?という過去の事件はぞどうだったのかというテーマ
そして、それを基にした復習というテーマ。
良作といわれるミステリでも、ここまででストップするのが普通なんじゃないでしょうか。
それだけでも十分思い上に、濃くなりすぎるという懸念もあるのかと思いますし。
が、相棒は、というか、右京さんの推理はそこで終わらない。

安城刑事と室園弁護士が、本当にゆかりさんに有利な判決にしてやると言ったのか?
もしいったんだとしたら、それは過去の事件に付いて冤罪だと知っていたこともにつながるし、
それを暴露することで、冤罪を黙認していたことに対して、ゆかりさんはお兄さんの復習を果たしたことになる。
でも、もし、ゆかりさんが言ったことが嘘だったのなら・・・
彼らもまた、冤罪で罪が重くなるということに。らしい復習の形といえばそうですけれど・・・
実際に、冤罪の黙認・隠匿あったわけだから、否定してもなかなか信じてもらえないのではないだろうか。
本当という証拠はない。ことに、右京さん以外は気付かない。
そんな怖さ。
それからかれこれ、10年は経ちましたが、明らかになる日は来るんでしょうか。


余談的な。いや、事件中の話だけれども。

安城刑事と三浦さん
お知り合いだそうで。
うーん、こういうテーマでもなかったら、三浦さんの、
友人が犯人的な苦悩
にスポットが・・・あたらない?

畳をはがず右京さん
その畳に載って。
・・・なんだろ、そこは右京さんの天然なのか、あえて亀ちゃんを試そうというのか。
その後の態度を見るに、どうやら天然っぽい。
そういう意味でも、この事件はレアケースなのか!
乗ってちゃ剥がせないんじゃ・・・と亀ちゃんがまさかの突っ込みwww

お前の頼みなら頑張っちゃう(ハート?)
官房長から右京さんへ
右京さんを恐れつつも嫌いつつも、やっぱりだーいすきな感じがするから官房長にくめないんだよねえ。
というか、多分右京さんが言うことだから、そんなに頑張らずともこのお方ならやってのけそうな感じ。
にも拘らず、この押し付けがましい感じも漂わせてるのが流石だとwwww
どっちにしても、右京さんはつれないけどなwww



本日のあらすじ
 「私…、人を殺しました」。
ある晩、緑川警察署に、内縁関係の青木由紀男(平井賢治)を自宅アパートで殺害したと、篠宮ゆかり(青山知可子)が出頭してくる。
凶器の灰皿を持ったまま2時間もさまよい歩いた末、逃げ切れないとあきらめ、近くにあった緑川署に自首したのだという。
原因は別れ話のもつれ。
捜査課は、当直で聴取を担当した安城雄二警部補(中村育二)を中心に、正当防衛の可能性も視野に入れ捜査を進めると決定する。
その直後、安城はゆかりの弁護士と名乗る室園悦子(一色彩子)の訪問を受ける。
送検も起訴も済んでいないのに、手際が良すぎる。
不審を抱いた杉下右京(水谷豊)は、悦子の事務所に向かう。


 悦子は数日前、青木との金銭トラブルをゆかりから相談されていた。
しかし、悦子は刑事事件が専門。
そこで、民事専門の弁護士を紹介し、帰したという。
ゆかりは、その時の名刺を出頭時に所持していたらしく、すぐに悦子に弁護を頼んだというわけだ。


 悦子立会いの下、ゆかりと接見した右京は、凶器の灰皿はヘビースモーカーだった青木の持ち物だと聞かされる。
だが、アパートを訪れた右京と亀山薫(寺脇康文)は、10年も住んでいたというのに、畳に焦げ跡が一つもないことを不思議に思う。
几帳面とは言いがたいほど部屋は散らかり、何かをこぼしたような染みまで残っているのに…。
「妙ですね」。
染みを見つめる右京がつぶやく。
染み跡が、畳の縁できれいに途切れているのだ。
そして隣の畳の反対側に、同様の染みが。
2人は畳を持ち上げ回転してみる。
染みはぴったりつながった。
と同時に、畳の下から札入れが見つかる。
青木の財布は押収済み。
ではこの札入れは…?

 その日、ゆかりの兄・彬の逮捕歴が明らかになる。
罪状はゆかりと同じく殺人。
彬は20年前、金子祐介殺害を自白。
しかし、その後“冤(えん)罪”を主張し、上告中に拘置所で病死していた。
自白調書を読み終えた右京は、取調官の署名に目を留める。
「安城雄二」。
ゆかりの担当捜査官だ。

 安城の調べでは、犯人が兄妹ということを除き、2つの事件に関わった人物に接点はないという。
自身が担当になったのも運命の皮肉だと。
しかし、右京たちは違和感をぬぐい切れない。
そしてその夜、違和感を一層強める情報が、奥寺美和子(鈴木砂羽)からもたらされる。
彬を起訴したのは、当時、検事だった悦子だと!

 「皮肉」。
悦子は安城と同じ言葉を口にする。
ゆかりは過去の事実を知らずに、自分に弁護を依頼していると続ける悦子。
だが、右京たちはこの言葉を信じない。
身内を起訴した検事の顔を、誰が忘れるというのか。

 右京たちが畳の下から発見した札入れは鑑定に掛けられ、結果、青木と20年前の被害者・金子の指紋が検出される。
これにより、青木が20年前の真犯人という可能性が浮上。
獄中死した彬は、やはり無実だったのか? 
そうとも知らず、兄の仇とも言える男と内縁関係を続けていたゆかり。
もしも彼女がその事実を知ったとしたら!?

 財布には他に、身元不明の指紋があった。
すぐに安城の指紋と照会させる右京。
ところが明らかになった指紋の主は、安城ではなく悦子であった…!




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【相棒7 #6】「希望の終盤」

本日の相棒セレクション(再放送)はseason7より第6話「希望の終盤」です。
2008年11月26日に本放送がありました。

感想な回想

自殺を他殺に
まさかの逆偽装でした。
や、一般に、こういう事件は、他殺を自殺に見せかけるものが多いのですが。
そういう点では、新しいかなと思います。
しかし、ここまで見てくると、本当は殺人じゃなかったっていう事件も少なくないですね相棒。

被害者?の誇りを守ろうとして
友情による過度な期待かなー。
や、確かに、自殺に関しても、死ぬことはなかったらしいんですけど。
そもそも、優秀な友人だったので、頑張ってもらおうっていう。
重いなあ。助け方にもいろいろ問題ありかな。
お前は上に行けるんだからっていう過剰な期待。
それに耐えられるメンタルなのか否かというのは、近くなると見えなくなってしまうんでしょうか。

あんなやつが死ぬことはない。だけならまだいいんですが。
そんな弱いやつだとレッテルを晴らさせるわけには行かない。みたいな?
確かにねー。著名人がお亡くなりに、しかも自らっていうと、食いつくメディアがあるんだろうな。っていうのが想像に難くないので、解る気もしますけどね。
反面、それは遺族の想いの消化のようなものというか、故人にしてみればどうでもいいというか。
むしろ、今回の場合は、弱いといわれても仕方がないぐらいの気持ちですらあったのではないかと。
そういう意味では、自分勝手な考えでの偽装と見えなくもない。
のが、なんだか切ないです。

なんだろ、やっぱり美味いこと美談で終わらせてくれないなあ相棒。

右京さんの強さ
シ-ズン7っちゅーことで、なにやら意味深の亀ちゃん。
さすがです右京さん!!な感じじゃないのが怖いですね。
これが巷で噂になっていた、レベル4(http://tokumeigakari.no-mania.com/s7/0708)への布石ではあるんでしょうが。
事件とはウラハラに?なんともいえぬ余韻を残していく。
というのもまたみどころです。


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粗筋
 将棋のタイトル戦を戦っていた棋士・西片(水橋研二)の遺体が最終局の朝に発見された。
ひどく荒らされた西片の部屋を調べた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、犯人が将棋に詳しい人間ではないか、と疑いを抱く。

事件当夜、賭け将棋で生活する真剣師・大野木(松田賢二)が西片を訪ねてきていたことがわかった。
大野木はプロ棋士の養成機関・奨励会で西片と同期。
将棋の観戦記者・畑(蟹江一平)も2人と同期だった。
タイトル戦の裏に一体何が?
チェスだけでなく将棋にも精通している右京の名推理ぶりは必見!

ゲスト:蟹江一平 水橋研二 松田賢二
脚本:櫻井武晴
監督:長谷部安春



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